分かり合えない 2025 4/06 気がつくと自由と云うものを奪われていた。その感覚は7年経っていてもすぐに思い出せた。抵抗力や意志、尊厳すら持ち得なかった。時の流れの前で立ち尽くしているしか術はなく、急ぐことも、流れを堰き止めることもできない。自分は何も手を汚さないまま、巧みな妄想的心理戦の末、都合のいい敵を作り出して優位に立っている奴がいる。 essay