短歌・俳句 2025 4/06 みないずこ 不変の街並み 我一人 なぜか冷たい春のまなざし恒久に 君を騙した 二日月 川は流れて無下のまにまに乾く唾 この後に及んで 忌み嫌う 我が身を守る 「今日雪らしいよ」紅混じり 霜降り始め 風が鳴く 誰かの香り 歴史の気配電車鳴く 揺れる写真の 花が泣く 見上げ誰かの 熱い内臓青森は紅葉していた essay